髙田 勝博(たかだ かつひろ)のプロフィール
はじめまして。
東京都世田谷区の三軒茶屋あおば整体院の高田勝博と申します。
治療家としては10年以上の臨床経験があります。
治療家になる前は、約20年ほど会社員をしており、その経験を踏まえた独特の視点で治療院を経営しています。
コンセプトは『治さない治療家』。。。ね、ちょっと変わってるでしょ(笑)
そんな私のこれまでの実績は次の通り
- オープン1年で口コミ神奈川(3,200軒中)4年連続NO1
- 月間売上平均約200万円/月
- 過去最高売上389万円/月
- 現在は医師が顧問をする整体院経営
最近では、実績を知った治療家さんより本当にたくさんの質問をいています。
可能な限り対応していたのですが、治療もしがらの対応で時間的制約もあり、すべてにお応えできずにいました。
そして襲ってきたコロナ感染。。。
いったん終息しているような状況ですが、また厳しい事態となります。
そんな状況のなか何か治療家さんのお役に立てないか?
と考えこのサイトを立ちあげました。
そして、この記事では、
- どのように育ち
- どんな経験をして
- どんなことを大切に
- どんな世界を目指すのか
など私を知ることで、
『小手先のテクニックだけでない経営の本質』をなぜ私が伝えようとしているのか?
ご理解頂きたく自己紹介をさせて頂きます。
長文になりますが、最後までお付き合い頂けたら嬉しいです。
今回のお話は動画でも解説しており『文章が苦手』という方は、ぜひ動画をご覧ください。
※現在動画編集中です。お楽しみに
幼少期~学生時代
神奈川県相模原市出身で1969年8月25日生まれ
同年代の有名人は(福山雅治さん、森高千里さん、石田ゆり子さんなど)
とにかく身体を動かすことが好きで、小学校が終わると外が暗くなっても外で遊び、なかなか家に帰らないタイプの子供でした。
中学校に進学しバスケ部に入部。
とにかく厳しい上下関係の体育会系で、いわゆり『しごき』などは日常茶飯事。
1年生の夏休み頃には、50人いた新入部員が18名になるような環境で
今話をすると『信じられない』と言われるほど、勉強そっちのけで(笑)部活に明け暮れてました。
こんな学生生活でしたから、学業の方はまったく(恥ずかしいです)で、何とか受験までこぎつけた高校もバスケ部入部が条件といったありさま。
高校時代も相変わらず、部活ばかりで引退後慌てて大学受験の猛勉強を始めた時、大きな事件が起きました。
体育教師を目指して
体育教師を目指し、高校1年生の教科書から復習を始めていた私にとって、一番の誘惑は自宅の環境でした。
一人で籠って勉強しているとすぐに飽きてしまい、雑誌をパラパラしいつの間にかベットでゴロンという状態。
そこで考えた図書館での勉強。これはかなり効果的で、毎日図書館に通いつめ閉館まで頑張る。
そんな生活を数か月続けたある日、1本の衝撃的な電話が。。。。
『お父さんが仕事中にケガで救急車で病院へ』『あなたはすぐに帰りなさい』
今でもはっきり覚えています。
そして目にした姿は包帯をグルグル巻きにされた父親の姿。
幸い命に別状はなかったのですが、しばらく仕事には復帰できない状態。
夫婦共働きの家庭でしたから、子供ながらに考えました。
『大学入学するお金あるの?』
そして、大学受験を辞めスポーツクラブのインストラクターを養成する専門学校に入学。
入学後すぐにスイミングスクールでアルバイトを始めました。
その経験があって、卒業後も大手スポーツクラブに入社。
仕事内容はとても楽しく充実していましたが、ここで衝撃の事実が。
インストラクターから営業マン
インストラクターとして働いていた時に、知り合い付き合い出した彼女。
価値観もすごく合う相手で、もっと一緒に居たいとプロポーズ。
OKの返事をもらい、勇気をふりしぼりご両親に挨拶に行った時に事件が起きたのです。
彼女のお父からのヒトコト『そんな安い月給で養っていけるのか?』
その当時大卒の初任給は約18万円前後、私は12万円程度。
そう、スポーツクラブ業界は低賃金の業種だったのです。
どうしても諦めきれない私は『今にみてろ!!』と転職活動をスタート。
医療系メーカー(上場)での営業マン人生がスタート。
ジャージがユニホームだった私にとって、スーツとネクタイや電車通勤など
すべてが初めてずくしだったのですが、必死で働きこれまでの倍以上の年収まで成長。
彼女のご両親からも『結婚OK』を勝ち取った後の結婚式では涙が止まりませんでした。
そして、営業マンとして順風満帆に。。。となれば映画のようですが、
ここでも神様は私に試練を与えてくださいました。
離婚の経験・健康とお金
営業マンとして着実に結果を出していたからか、色々な方からお誘いを受けるようになりました。
結婚するまでの苦い経験があった私は、結果がすべてのいわゆるフルコミッションの営業マンとしていくつかの会社に転職を。
その中でも一番過酷だったのが外資系生命保険の営業マン。
約5年ほど勤務しましたが、成績を上げた時は月収100万円以上、反対に売れない時は月収10万程度とまるでジェットコースターのような生活。
その当時、産まれたばかりの子供を食べさせるため、土日関係なく必死で働きました。
小さな子供の世話を1日中していた妻の話もほとんど聞かず、口を開けば仕事の話。
契約が取れそうなら、土日関係なく出勤する。
当然妻のストレスは溜まり、夫婦関係はギクシャクでケンカの絶えない日々。。
その状況は理解していたのですが『稼げば何とかなる!!』と思ってました。
ただ、妻の気持ちは違ったのですね。
『安い給与でもいいから三人が笑っていられる環境が欲しかった』
そう言い残して、実家に帰ってしましました。
そして離婚となった私は、寂しさを忘れるためにさらに仕事に打ち込むようになります。
その成果でお金は手に入ったのですが、無茶苦茶な生活をしていたので、ある朝突然起きれなくなってしまったのです。
病院をいくつか転々とし出された診断が精神疾患。
山のような薬と空虚な毎日、症状は全然良くなりませんでした。
そんな私を救ってくれたのが整体だったのです。
第二の人生スタート
体調を崩してから仕事量を少なくしていたので、自分の将来について考えることが多くなりました。
その当時は、本当に色々な事を考え日々葛藤していたのですが、これまでの経験から『お金』と『健康』の2つが重要なキーワードだと感じるように。
この2つのキーワードを満たす仕事で第二の人生を歩んでいこうと決心。
たどりついた答えは『整体師になる』でした。
整体師を養成する学校に入学。営業マンを続けながら日曜日には授業を受けるという生活がスタート。
カリキュラムは相当ハードでしたが、2年間の在籍期間のうち最後の半年は営業マンも辞め直営店舗へ就職。
周りは若いスタッフばかりの中、オジサン整体師としての生活がスタート。
これまでの営業マンスキルがあったからか、患者さんからの評判もよく、約1年後には直営院に勤めるスタッフの中では、ダントツの患者さんを担当するまでに成長。
その実績をもって自身の院をオープンさせるまでに。
サードプレイスという理念
2013年に神奈川県藤沢市で自身が院長となる整体院をオープン。
そのとき理念として掲げたのが『サードプレイス』でした。
「第三の場所」を意味するサードプレイスは、自宅や学校、職場とは別の居心地のいい居場所の事でアメリカの都市社会学者レイ・オルデンバーグが提唱。
スターバックスさんが企業理念として掲げたことでも有名な考え方です。
自宅や家庭 ⇒ 生活の基本となる場所
職場や学校 ⇒ 普段自分が長い時間を過ごす場所
カフェや価値観を共有できる仲間など ⇒ 趣味や息抜きが出来、心安らぐような場所
修業時代は、身体の治し方を死ぬ気で勉強し、それなりに結果は出せるようになった。
物件や内装も決まり、どんな中身を作っていくのかと考えた時、問いかけてみたんです。
『体調を崩した自分が通いたくなるような整体って??』
その答えは、症状だけを診て治すのではなく、心まで心地よくなる空間。
すなわち『サードプレイス』だったのです。
身体を治す場所と言ったら、誰でも病院を思い浮かべますよね?
その病院とは『できれば行きたくない場所』ではないでしょうか。
整体院を『できれば行きたくない場所』ではなく『行きたい場所』にしたかったんです。
そんな強い想いが神様に届いたのでしょう。
オープン1年も経つと『1週間先まで予約が取れない』そんな状態にまで成長できました。
しかし、ここで治療家として最大の壁にぶち当たるのです。
再発そして『治す』とは?
週末だと3週間先まで予約が埋まってしまうことも多くなり、私は有頂天でした。
『俺の技術や対応は日本一だ』なかば本気でそう思っていました。
実際『先生のおかげで。。。』や『ゴットハンドに出会えた』などと言われることも多く、数回の治療で良くなることがほとんどでした。
ある時、腰痛が良くなった患者さんから一本の電話が入りました。
『先生、また腰が痛くなっちゃったんで診てもらえますか?』
予約はかなり立て込んでいたのですが、時間外で治療を行い数回で改善。
その時『先生すみません、また痛くしてしまって』と何度も言われました。
私の方こそ『完全に治せなくてごめんなさい』と思いましたし
そんな再発の方の来院が、偶然かもしれませんが何人か続いたのです。
そしてみなさん『先生すみません』と謝られるのです。
すごく違和感を感じましたし、コレ本当に治せてる?
とここから自分の中で自問自答の日々が始まりました。
原因はすぐに分かりました。そう、薬と一緒だったのです。
自分がしている治療は『瞬間的に痛みを取り除いただけ』
薬が切れるとまた痛くなる、ではどうすれば。。。。
死ぬほど考えました、考えて、考えて。。。
たどりついた答えは『症状』と『原因』
症状を取り除くことは今までのやり方でOK。
ただ『原因』が取り除けないと高い確率で再発。
では何が原因??
この原因がわかりませんでした。学校で教わってこなかったから。
これまでの患者さんのカルテ、全部ひっくりかえして調べました。
休みの日には、先輩の先生に教わったり、技術セミナーも受けまくりました。
それでも原因はわかりませんでした。
調べて、調べて、調べて、試して、試して、試して。。。
約3年かけ1万人の臨床データを研究した結果たどりついた答えは。。。。
データ8整体の誕生
不調が再発する原因は『身体の内側』だったのです。
例えば、慢性的な肩こりに悩むAさんとBさんの場合
Bさん ⇒ 食事の内容を常に意識し、就寝数時間前には夕食を済ませる
お二人に同様の治療をしても、Bさんの方が回復力が圧倒的に高く再発率も低い結果となったのです。
再発させないカラダ作りには『身体の内側(食事・睡眠・運動)』への治療が必要だったのです。
この原因にたどりついた私は、全員の患者さんに食事の指導を徹底しました。
しかし、全員の方に良い結果が出なかったのです。
これには愕然としてしまい、なぜ?なぜ?なぜ?の繰り返し
答えが見つからず『もうこんなこと止めてしまおう』と何度も思いました。
でも『先生ごめんね、またやっちゃった』といった時の患者さんの表情が脳裏から離れません。
もがき苦しむ私の姿を神様は見ていたのでしょうね、きっと
ある方の紹介で、心と身体の問題に詳しく免疫医療などを行う野口医師と出会います。
ここで受けた衝撃の事実。
私の栄養指導は『一般的に紹介される健康情報をただ伝えているだけ』だったのです。
TVやネットなどで、これを食べれば頭痛解消!!などという話題が多いですよね。
影響力がある番組だと翌日のスーパーで品切れが起こるほど。
でも、その食事で頭痛が治る人が増えたか?というとそうでもない。
これは、事前の検査が出来ておらず身体の状態に合わせた食事指導ができていないから。
そこで野口医師の主催する『血液データをもとにセルフケア法』の講座を受講。
健康診断などの血液データをもとに食事指導などを行うと、再発率が激減したのです。
この事実から確信しました。
キチンと検査を行い身体の状態を正確に把握し、画を立て治療を進めることの大切さ。
これによって誕生したのが『データ8整体』
データ8整体とは
- 身体の外側・内側の状態を正確に把握するために8種類の検査を行うもので、検査データにより身体の状態を数値化。
- 血液検査結果までも取り入れたデータをもとに計画的に治療を進める国内でも例のないオリジナル治療法。
そして、データ8整体による治療を効果的に行うため誕生したのが三軒茶屋あおば整体院なのです。
こんな経緯を経てオープンした半年後、世界を震撼させた新型コロナウイルスが、あおば整体院を襲います。
Withコロナ時代の治療院
新型コロナウイルスは、あなたの暮らしを大きく変えたのではないでしょうか?
- 買い物はセールはなくなり、時間も制限
- 娯楽やスポーツなども制限
- 冠婚葬祭などの親族行事までをも規制
- 仕事は在宅勤務
- レストランでの食事もできない
数えだしたらキリがないほどの制限の数々。
これではストレスが溜まらない方がおかしいです。
専門家の多くがコロナウイルスと共存する(Withコロナ)の時代となったと発言しています。
先のことは誰にもわかりませんが、今まで以上に健康が大切になってくることは間違いない事実。
このような背景そして人生100年時代への突入などのなか『治療院の姿も変わるべき』だと個人的には強く感じています。
私がこれまで経験してきた
- 健康やお金の大切さ
- 再発予防の重要性
- サードプレイスの必要性
などが、100年を快適に過ごすためには重要だと確信しています。
単に痛みやシビレを取るだけではなく、身体の内側から元気になる時代なのかもしれません。
これまでの医療では、気もちや身体の内側までの治療はほとんど行われていません。
しかし、内側への治療はとても重要です。
私が直接治療できる患者さんの数には限界があります。
でも、どうしてもこの内側までの治療の大切さを伝えたく、ネットを活用し来院せずにセルフケアが出来る講座もはじめています。
また、私の考えや治療法に賛同してくれた治療家さんに向けて研修なども行い、内側まで治療する施設を全国に多く作ってもいきます。
第2のコロナ発生の可能性もささやかれています。
『本当の健康を伝え、そのように治療家を導くこと』が私の使命だと考えています。
残りの人生、この使命をまっとうすべく全力疾走していきたいと思っています。
最後までお読み頂きありがとうございました。
株式会社サードプレイス 代表
三軒茶屋あおば整体院 院長
高田 勝博